免疫力がなぜ低下するのか?

免疫力がなぜ低下するのか?

免疫とは、人間にもともと備わっている身体の防御システムのことをいいます。この働きにより、各病原菌やウイルス、がん細胞が体内に侵入することを阻みます。ほぼ血液中の白血球によってこの免疫システムが作用しています。
白血球においてこの免疫作用を持つものとして、二種類の細胞が存在します。外部からの異物を即座に攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)と、異物をアメーバ状に包み込みその中で消化するマクロファージ(大食細胞)というものです。これらの細胞が日々働いているおかげで、健康的な生活を送れているのです。
このうちNK細胞が人体の免疫力のバロメータとなるほど重要なものです。細胞内で独自に動き、がん細胞やウイルス細胞を発見するとすぐに攻撃を仕掛け消滅させるという、強い性質を持っています。この細胞の活発さをNK活性と呼び、免疫力を測る指標のひとつとなっています。
しかしながら、加齢とともに免疫細胞の働きは低下していくものです。また、度々の夜更かしや暴飲暴食などの生活習慣が乱れた日々を送っていたり、ストレスを抱えていたりすると、年齢に関わらず免疫細胞の働きは阻害されてしまします。そして免疫力の低下ということはつまり、病気にかかる可能性を高めてしまうということにもなるのです。

 

免疫力を高めるために乳酸菌が役立つ

 

免疫力を取り戻すためには、睡眠をきちんととったり食生活を整えたり、そしてストレス解消を働きかけたりと生活習慣を正しく改めていくことが一番大切ですが、あわせてヨーグルトを毎日摂取することでも、免疫力を高める効果を得ることができます。
ヨーグルトにはよく知られているように乳酸菌が豊富に含まれています。この効果により、NK活性の改善が見込めるのです。

 

ヨーグルトは牛乳の倍の効果があります

 

NK細胞ともうひとつの免疫細胞であるマクロファージ(大食細胞)は、血液中に異物を発見すると自身の組織内にそれを取り込み、分解してしまうという働きを持つ細胞です。このマクロファージの働きもヨーグルトを摂取することによって高められる、という研究結果が出ています。ヨーグルトの摂取は継続することがなにより大事で、食べるのをやめてしまうと摂取前の状態にたちまち戻ってしまいます。

 

牛乳も健康に良い飲み物として知られていますが、ラクトフェリンという生理機能たんぱく質が高まり、免疫力強化の効果も含みます。けれどもこの効果はヨーグルトを摂取し続けた場合の半分程度しかありません。つまりヨーグルトであれば牛乳の半分の期間で効果を得られるということです。効率を考えれば、ヨーグルトを選ぶほうが賢明といえるでしょう。


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